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BECK
1994 |
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1.Loser
2.Pay
No Mind (Snoozer)
3.F...in
With My Head (Mountain Dew Rock)
4.Whiskeyclone,
Hotel City 1997
5.Soul
Suckin Jerk
6.Truckdrivin
Neighbors Downstairs (Yellow Sweat)
7.Sweet
Sunshine
8.Beercan
9.Steal
My Body Home
10.Nitemare
Hippy Girl
11.Mutherf..er
12.Blackhole |
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94年発表。メジャーデビュー第一弾。ベックという人はデジタル機材を巧妙に操り、時代に呼応したアイデンティティーを作り出す人だなと思います。この作品を初めて聴いたときはずいぶん雑多な感じというか、何でもありというか、新鮮なんだけれども大衆レヴェルで評価されるのかなと思いましたが、心配ご無用でした。@「Loser」、A「Pay
No Mind (Snoozer)」、G「Beercan」は文句無く名曲。 |
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1.Devils
Haircut
2.Hotwax
3.Lord
Only Knows
4.The
New Pollution
5.Derelict
6.Novacane
7.Jack-ass
8.Where
It's At
9.Minus
10.Sissyneck
11.Readymade
12.High
5 (Rock The Catskills)
13.Ramshackle
14.Diskobox |
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96年発表。90年代アルバムの最高峰として位置付けられてます。ベックが如何に優れたアーティストか実感するにはこのアルバムを聴くのがベスト。原曲を留めることなく見事な編集作業で全ての音楽ジャンルを血肉化出来る。根っからの音楽好きじゃなきゃこんなアルバムは作れないと思います。フランク・ザッパが「編集テクは作曲の延長」と言っていたが彼にとっても同じ事なんでしょう。サンプリングマッドネスぶり発揮の大傑作です。 |
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1.Cold
Brains
2.Nobody's
Fault But My Own
3.Lazy
Flies
4.Canceled
Check
5.We
Live Again
6.Tropicalia
7.Dead
Melodies
8.Bottle
Of Blues
9.O
Maria
10.Sing
It Again
11.Static
Bonus
Track
12.Elactric
Music And The Summer People
13.Diamond
Bollocks
14.Runners
Dial Zero |
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98年発表。特筆すべきとこは余り無いのですが、結構好きです。ベックのルーツであるフォーク、ブルースを前面に押し出しておりインディーズから発表された「ONE
FOOT IN THE GRAVE」みたいな感じ。純粋な音楽としても彼の作品は優れてます。飾り気の無い素朴さ、地味なんだけど聴き込むほどに味があるのでは。派手さは無いがまずまずの出来。共同プロデューサーにナイジェル・ゴドリッチを起用。 |
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1.Sexx
Laws
2.Nicotine
& Gravy
3.Mixed
Bizness
4.Get
Real Paid
5.Hollywood
Freaks
6.Peaches
& Cream
7.Broken
Train
8.Milk
& Honey
9.Beautiful
Way
10.Pressure
Zone
11.Debra
Bonus
Track
12.Arabian
Nights |
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99年発表。@「Sexx
Laws」から躍動感溢れるファンキーなノリ。一聴した時、妙に分かりやすく思ったのですが、ただ分かりやすくなったのではなく、今まで試みてきた実験をより開かれたポップな高みに引き上げてます。さらに今作は編集作業だけでなくバンド全体の面白さも追及している感じ。自分の趣くままに音を紡ぐ彼特有の色が凝縮されている。 |
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1.The
Golden Age
2.Paper Tiger
3.Guess I'm Doing Fine
4.Lonesome Tears
5.Lost Cause
6.End Of The Day
7.It's All In Your Mind
8.Round The Bend
9.Already Dead
10.Sunday Sun
11.Little One
12.Side Of The Road
Bonus Track
13.Ship In The Bottle |
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2002年発表。ベックの最新作はファンク・テイストやミクスチャー感覚を排除しカントリー、ブルースを主体としたアメリカン・ルーツ志向を持った作品となった。ストリングスアレンジ、閉じ込められた音の密度は尋常でなく、一瞬の隙も無いアルバムに仕上がっている。それでもナチュラルテイストで深読みすればするほど伝統の重みを宿しながら現代風アレンジが融和している点、力まず弾き語りの神秘世界を打ち出している点はさすが。プロデュースは「MUTATIONS」同様ナイジェル・ゴドリッチ。 |
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